誕生日の想い・・・・

先日、保険会社の方から誕生日プレゼントに“おもいで新聞”と言うチラシをいただいた。その新聞には生まれた年の出来事が書いてあった。

昭和16年という年は、アメリカ大統領ルーズベルトが「4つの自由」を演説。米の配給通帳制が実施されるなどと共に、日本軍、ハワイ真珠湾を奇襲とあった。所謂12月8日の大東亜戦争(第二次世界大戦)勃発である。

生まれた年に起きたこの大戦にはことのほか強い想いがある。今日の日本があるのは、この大戦で亡くなった人々、九死に一生の思いで戦地から帰還した人たちの必死の頑張りである。

敗戦の焦土の中から、これらの人々の働きが日本を経済大国世界第二位の地位まで築いてくれたのである。そのことを決して忘れてはならないと思う。この大戦では、二十歳前後の前途ある若い青年が“お国のため”という名目のもと、祖国日本を守るために尊い命を捧げたという事実を忘れてはならない。

誕生日の想い・・・・
   日本軍の戦車(カンナジョン寺院)

特にミャンマーでは20万人もの日本人が亡くなっている。戦況悪化する中、逃げ惑う日本兵を匿ってくれたり、ロンジー(巻きスカート)の中に食料を隠し持って日本兵に差し出したり、日本人の命を救ってくれたミャンマーの人々の恩も忘れてはならない。

誕生日の想い・・・・
   井戸水を汲むミャンマーの婦人

そんな想いからミャンマーとの関わりを続けている。そんな大戦の事実が時間の経過と共に忘れ去られいくのは寂しく悲しいことである。ミャンマーでは今でも、あの木の下に日本人が埋葬されているというような話は枚挙にいとまがない。

大戦中、日本人の命を救ってくれたミャンマーの人々に少しでも恩返しの真似事が出来ればと言う想いから支援活動を続けさせて頂いている。



同じカテゴリー(ボランティア)の記事画像
ミャンマーの里子からの便り
ミャンマーの里子からの便り
国際協力の会MIS臨時総会開催
ボランティアに関心のある人求む・・・・・
いのちの水(大地震)
帰路は新潟空港から一路福岡へ(大地震)
同じカテゴリー(ボランティア)の記事
 ミャンマーの里子からの便り (2013-03-25 23:35)
 ミャンマーの里子からの便り (2012-08-14 20:00)
 国際協力の会MIS臨時総会開催 (2012-08-03 20:00)
 ボランティアに関心のある人求む・・・・・ (2012-06-13 20:00)
 いのちの水(大地震) (2011-04-04 20:00)
 帰路は新潟空港から一路福岡へ(大地震) (2011-03-30 20:00)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。