老いても成功するまで諦めない

  

近所に“ハル”という名のミニチュアダックスフンドがお座敷犬として飼われていた。過去形で表現しなければならないことが寂しい。先日亡くなったからだ。半月ほど前から体調を崩し病院通いをしていたがはっきりした病名がわからず１１月１日にはある大学病院で診てもらう予約を取った矢先の訃報だった。


　　　　　　　　　　　　　　ハルと仲良しだった我家の　“メイ”

我が家にも“ハル”とおなじミニチュアダックスフンド（名前はメイ）を飼っている。我が家にメイが来た翌々年に待望の孫娘が誕生した。その孫娘も４歳になる。孫娘に「ハル死んじゃったんだって」と伝えたら「お星様になったの？」と問い返してきた。家族が少なくなった現在、犬は大切な家族の一員である。　花を持って弔問に行った孫娘はハルにお別れし、我が家に帰り着くまで泣いていた。ハルはたくさんの思い出を残し３年という短い生涯を終えた。冥福を祈る。